ステランティスが12社のサプライヤーを表彰、製品及び業務品質に対する取り組みを高く評価 ~日本からは住友電気工業株式会社と矢崎総業株式会社の2社が受賞~

  • 第2回ステランティス・サプライヤー・アワードでは、9つのカテゴリーにおいて12社の功績を表彰
  • 調達・サプライチェーン責任者のマキシム・ピカが、ステランティスのサプライヤー各社の卓越した貢献を称賛
  • ステランティスは長期戦略計画「Dare Forward 2030」で掲げた電動化 (Electrification)* に取り組む一方、電気自動車(BEV)コストの40%削減に注力

    *本リリースにおける「電動化」「エレクトリフィケーション」(英語:electrifiedなど)は、動力源として、ICE(Internal Combustion Engine:内燃機関)に加えて電気を使用したハイブリッド(HEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、水素燃料電池(FCV)などを含む表現です。必ずしもバッテリーと電気モーターのみを動力源とした電気自動車(BEV、フルEV)だけを指すものではありません。


2022年6月15日、オランダ・アムステルダム発――ステランティスN.V. (NYSE / MTA / Euronext Paris: STLA) は、2021年に製品及び業務品質に対する取り組みにおいて卓越性を発揮したグローバル・サプライヤー12社を9のカテゴリーで表彰しました。

100社以上のサプライヤーが出席するオンラインイベントでは、調達・サプライチェーン責任者のマキシム・ピカをはじめとするステランティス役員が受賞者を発表しました。

その席において、マキシム・ピカは次のように述べました。「受賞された12社の皆様、ステランティスへの卓越した貢献に感謝し、お祝い申し上げます。優れたチームはどのような環境下でも差別化が図れることを、皆さんは証明されました。このような状況下においても適切に計画し実行できることは真の競争優位性であり、すべてのステークホルダーに価値をもたらすものです。ステランティスの掲げる目標ならびに現在の環境は、我々のパートナーシップを強化し、ビジネスパートナーである皆さんと共に、新しいソリューション、新しいビジネスモデル、新しい機会を生み出しています」

ステランティスは、長期戦略計画「Dare Forward 2030」において、欧州では乗用車のBEV販売構成比率100%とし、北米では乗用車及び小型トラックのBEV販売構成比率50%とする計画を発表しています。これにより、BEVの複雑性を低減しコスト40%削減も達成します。これらの目標は、すべての人にクリーンで安全かつ良心的な価格の交通手段を提供するというステランティスの取り組みにおける、調達・サプライチェーン部門の最重要課題です。

ピカは、さらに次のように述べました。「皆さんの技術革新力ならびに能力、そして我々の事業規模と長期戦略計画をもってすれば、ともに大きな価値を生み出し、エンドユーザーにクリーンで安全かつ良心的な価格のモビリティを提供することが可能となります。しかし、達成には我々の関係の強化が必須です。私は、サプライヤーの皆さんとの関係の重要性を確信しています。よりいっそうコミュニケーションを深め、お互いの透明性を高め、未来のビジョンを共有しましょう」



ステランティス・サプライヤー・アワード2022受賞者

品質第一
Lear社は、産業開発と生産における実績と取り組みが評価されました。

競争力
矢崎総業株式会社Honeywell社は、販売・生産・技術・物流などの広範な領域におけるコスト削減の提案と実行を通じて多大な貢献をしたことが評価されました。

プログラム・マネジメント
Flex-N-Gate社と住友電気工業株式会社は、成果物の品質と納期の尊重、そしてコスト管理に加え、プロジェクトの進捗管理を通じて新製品導入を成功に導き、その間一貫して高い技術的知見を提供したことが評価されました。

アフターマーケット・パフォーマンス
Argus社は、アフターマーケット製品・部品の取り付けにおいて優れたサービスを提供し、高級感のある車や質の高い顧客体験を保証していることが評価されました。

イノベーション
Röchling Automotive社は、画期的な技術ソリューションと新しい価値創造サービスにおける提案力が評価されました。

間接材料サービス
SBM Management社は、サービス、品質、コスト、納期厳守、迅速な対応力が評価されました。

企業の社会的責任(CSR)
Aptiv社は、下請けを含む同社のエコシステムでの環境、ソーシャル、そしてエシカル領域における取り組みと、その成果が評価されました。

間接設備投資
Geico Taikisha社は、設備投資においてトップサプライヤーとして認められ、高度な技術を要する生産設備の開発やそれらを導入し緻密に実行する技術力の高さが評価されました。

サプライチェーン
Valeo 社とWallenius Wilhelmsen社は、ステランティスの生産拠点が最適な状態で稼働できるよう生産能力を継続的に管理している点が高く評価されました。また、製造ならびに納品プログラムの実行における信頼性も高い評価を受けました。


ステランティスについて
Stellantis N.V. (NYSE / MTA / Euronext Paris: STLA) は世界を代表する⾃動⾞メーカーでありモビリティプロバイダーです。我々の歴史あるアイコニックなブランド、すなわちAbarth、Alfa Romeo、Chrysler、Citroën、Dodge、DS Automobiles、Fiat、Jeep®、Lancia、Maserati、Opel、Peugeot、Ram、Vauxhall、Free2moveおよびLeasysは、ビジョナリーな創始者たちの情熱を受け継ぎ、現代の消費者が求める革新的な製品とサービスへの期待を具現化しています。多様性を強さに、私たちは世界の動きに先駆けて道を切り拓きます。規模を追うのではなく、最も質の高いモビリティ・テクノロジー企業となるべく取り組み、全てのステークホルダーとStellantisが事業を行うコミュニティに付加価値をもたらすことを目標にしています。詳細は、www.stellantis.comをご覧ください。

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