- アルファ ロメオがイタリアのセーリングチーム「ルナ・ロッサ」のオフィシャルスポンサーに就任し、第38回アメリカズカップ(初のイタリア開催)に共に挑戦
- 共通の価値観(情熱・革新・競争心)を軸にした技術的な協業を展開予定。先進素材やデータ分析などでノウハウを共有
- ルナ・ロッサのクルーが1956年製アルファ ロメオ車で第43回ミッレミリアに参加するなど、両ブランドの歴史と未来をつなぐ取り組みも実施
2025年6月10日、トリノ発 —アルファ ロメオは、世界最高峰のセーリングレース「アメリカズカップ」に挑むイタリアの名門チーム ルナ・ロッサ とのオフィシャルスポンサー契約を発表しました。
国際的なセーリング界の先鋒であり、イタリアのスポーティさと技術革新の象徴であるルナ・ロッサと、「絶え間ない革新」「スポーツにおける卓越性」「常に限界へ挑戦する精神」という共通のビジョンのもと、イタリアンを代表するアイコンの両社が実現したコラボレーションです。
本日公開のプレス発表動画(動画リンク)には、アルファ ロメオCEOのサント・フィチリ、マーケティング責任者のクリスティアーノ・フィオリオ、ルナ・ロッサのチームディレクターであるマックス・シレーナ氏が登場し、アルファ ロメオ115年の歴史と、過去にとらわれず未来へ挑むブランドの姿勢を語っています。異なる分野に属するアルファ ロメオとルナ・ロッサが、「大胆さ」「パフォーマンス」「エレガンス」「イタリアらしさ」といった共通の価値観とエネルギーによって突き動かされた出会いが語られています。
動画の冒頭では、ルナ・ロッサのクルーたちが1956年製の「アルファ ロメオ 1900 スーパー スプリント」に乗り、「世界で最も美しいレース」と称されるミッレミリアに公式クルーとして参加することが発表されました(レースは6月17日、ブレシアを出発予定)。マックス・シレーナ氏は「海と陸、舞台は違っても、スリルや本能、そしてアドレナリンの高まりは変わらない」と語り、セーリングとドライビングの共通する感覚を語っています。
このコラボレーションは、ブランドのコミュニケーションやプロモーションにとどまらず、実際の技術交換と共同開発へと発展しています。両ブランドともに先進素材の活用、パフォーマンス管理、データ分析といった分野で豊富な経験を持ち、それぞれのノウハウを共有しながら、先端技術の共同開発に取り組んでいきます。
各代表者のコメントは以下の通りです。
サント・フィチリ(アルファ ロメオ CEO)
「ルナ・ロッサほどふさわしいパートナーはいません。私たちと同じように、強いアイデンティティ、豊かな歴史、明確な未来へのビジョンを持ち、スポーツへの情熱、卓越性へのこだわり、深い帰属意識を備えています。そして何より――彼らもアルファ ロメオと同様にイタリアらしさを発信するブランドなのです。」
クリスティアーノ・フィオリオ(グローバル マーケティング・コミュニケーション・戦略プロジェクト責任者)
「このパートナーシップは、まさに最高のタイミングと最高の場所で結ばれました。これは単なるブランド同士の提携や、帆や車にロゴを貼るだけの関係ではありません。私たちは価値観と伝統を共有しており、それが私たちに輝かしい可能性をもたらします。レースの経験とエンジニアリングのビジョンが出会うとき、真の革新が生まれますが、それは単なるデザインの話ではなく、技術的な協業そのものなのです。」
マックス・シレーナ(ルナ・ロッサ チームディレクター)
「ルナ・ロッサとアルファ ロメオの間には、親和性があります。深い歴史をもつルーツ、イタリアの伝統、スポーツ精神、そして常に卓越を追い求める姿勢。私たちは「赤」という象徴的なカラーさえ共有しています。このパートナーシップは共通の価値観に根ざしており、その価値は時間と共に増していくことでしょう。」
※当リリースは、イタリア トリノにて 2025年6月10日に発行されたプレスリリースの抄訳です
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