DS 3 CROSSBACK E-TENSE発売開始 エレクトリックラグジュアリーコンパクトSUVの誕生

Groupe PSA Japan株式会社(本社:東京都目黒区、社長:アンジェロ・シモーネ)は7月29日(水)、DS AUTOMOBILES(DS オートモビル)エレクトリックコンパクトラグジュアリーSUV、DS 3 CROSSBACK E-TENSE(DS 3 クロスバックE-TENSE)の日本仕様詳細を発表するとともに発売を開始したことをお知らせいたします。

※本リリースは6月24日(水)に公開したプレスリリースに日本仕様の詳細を加筆したものとなります。

  • その唯一無二のテイストによって、乗る人をあたらしいモビリティ体験へと誘う、電動ラグジュアリーBセグメントSUV、DS 3 CROSSBACK E-TENSE

  • 革新的なマルチエナジー対応プラットフォームCMPの恩恵によりDS 3 CROSSBACK E-TENSEは、DSオートモビルの他のモデルと同様にきわめて洗練されたライドフィールを実現。その洗練性に2019年度フォーミュラEチャンピオンシップで勝利を飾ったDSオートモビルの電動化テクノロジー「E-TENSE」の鮮烈さが融合。

  • DS 3 CROSSBACK E-TENSEは、100kWのモーターと50kWhのバッテリーを搭載。WLTP航続距離320km*を誇示。

あたらしい時代のための、あたらしいコンパクトラグジュアリーSUVのありようを

その誕生と同時に、コンパクトラグジュアリーSUVという世界を創り上げ、アイコンとなったDS 3 CROSSBACKがさらなる革命をもたらします。自動車という概念を超越した、フランスならではデザイン、建築、ファッションにおける様式を踏まえた意匠性と伝統的装飾技法で誂えたエクステリアとインテリア、そこにモビリティの将来を約束する電動化テクノロジーを融合させたエレクトリックラグジュアリーコンパクトSUV         DS 3 CROSSBACK E-TENSE         の誕生です。

パリ発信のブランドとしての矜持を自動車の世界に持ち込み、1920年代栄光のフレンチラグジュアリーカーの復興を担うDSオートモビルにはふたつの相反する要素を内包しています。それはヘリテージとアヴァンギャルドです。DSオートモビルのヘリテージとは過去の自動車文化のみならず、オートクチュールやジュエリーのサヴォワフェール(匠の技)としてフランスに伝わる数百年の伝統のこと。クル・ド・パリのギヨシェ模様やレザーのステッチ、素材のあしらいなど、フランスだけが創りえる唯一無二の空気感を自動車に持ち込むことで、フランス文化を表現しているのです。

そしてもう一つの要素たるアヴァンギャルドこそ、今回日本デビューを果たす電動化テクノロジー「E-TENSE」に他なりません。DSオートモビルは、持続可能な将来に向けてモビリティにおけるエネルギー移行に完全にコミットしており、2015年のごく初期段階からフォーミュラEに参加しているという事実は、あたらしいエネルギー形態への意欲を表しているものといえるでしょう。電動化こそが、DSオートモビルのアヴァンギャルドの中核となるものなのです。

同時に、DSオートモビルは電動化技術におけるGroupe PSAの中核でもあり、グローバルマーケットのリーダーを自認しています。そして、2019年10月にワールドプレミアを迎えたこのDS 3 CROSSBACK E-TENSE が、ついにこの日本でのデビューを迎えたことをわたしたちは誇りに思います

“電動化は、現在のモビリティの課題に対する有効な解答です。
ブレーキ時の運動エネルギーを回収し、
内燃機関では不可能な卓越したエネルギー効率を実現しています。
無音のうちにゼロ回転から瞬間的にトルクが立ち上がるドライビングエクスペリエンスは、比類なき喜びをもたらしてくれるでしょう。
これこそが、内燃機関の自動車に課せられていた都市中心部への移動の制限に対する決定的な解答です。
移動の自由とDSをドライブする喜びのすべてを、これからも担保すべく、
わたしたちはDS 3 CROSSBACK E-TENSEというクリエイションを成し遂げたのです”

Béatrice Foucher, CEO of DS AUTOMOBILES
ベアトリス・フシェ、DS オートモビルCEO

 

DS 3 CROSSBACK E-TENSEの登場は、そのスタイルによって、電気自動車の概念を変えることでしょう。この電動化プラットフォームeCMPは、すでに発売され、そのライドフィールと静粛性、効率性で高い評価を得ているICE(内燃機関)版のDS 3 CROSSBACKのCMPの電動版であり、バッテリーと電気モーターを効率的に搭載しています。居住空間やトランクスペースを犠牲するようなことはなく、その都会的なコンパクトさをたもちつつ、フル5シーターでクラス最大級約350ℓのトランクスペースを持っています。これもまた本プラットフォームの効率性の高さのたまものといえます。

電気自動車においては、静粛性への配慮は今まで以上に重要なポイントとなります。内燃機関独特の振動や音が存在しないことより、外部環境からのノイズが相対的に大きく感じられます。DS 3 CROSSBACK E-TENSEでは、このセグメントで他に類をみない静粛性を得ています。室内空間の平穏さもまたラグジュアリーのひとつであり、DSならではの居住感=DS LOUNGEの心地よさを享受いただけることでしょう。

7インチのタッチスクリーンの下には、タッチコントロールとセンターエアアウトレットがひし形に配置されています。このスクリーンには主要なコントロールパネルが表示され、車輌セッティングなどが一箇所にまとめられています。また、バッテリーのヒートポンプ、タイヤ空気圧モニタリングシステム、回生ブレーキと統合されたABS、ESP、レーンキープアシスト、ヒルスタートアシスト、リアパークアシスト、オートエアコン、本革ステアリングホイール、8個のエアバッグ、フラッシュフィッティングドアハンドルなどが標準装備となっています。

さらに、インテリジェントなDS MATRIX LED VISIONヘッドライトなどの最新世代のイノベーションが搭載されているほか、キーが車から1.5m以内に近づくと、フラッシュフィッティングドアハンドルがボディから自動的にせり出すプロキシミティ キーレスエントリーもICE版同様に装備されています。Grand Chicでは、ヘッドアップディスプレイとオフホワイトのハーフナッパレザーシートとオフホワイトのテップレザーをあしらったダッシュパネルが備わります。そして、100%電動化されたDS 3 CROSSBACK E-TENSEならではのアクセントとしてサテンクロームのDSウィング、アンスラシートグレーのグリル、各部のE-TENSEのマークが配されています。リアバンパーにはもちろんエキゾーストエンドはなく、よりシンプルで彫刻的な美しさが際立つリアエンド、18インチのKYOTOアルミホイールとE-TENSE専用の新色クリスタル パール、これらがDS 3 CROSSBACK E-TENSE独自の際立つエレガンスをさらに強調します。

DS 3 CROSSBACK E-TENSEは3つのドライブモードが用意されています。続距離の最大化を図るECOとNORMAL、そしてパワーとトルクを最大化するSPORTです。これらのモードとは別に、フォーミュラEからインスパイアされたDモードとBモードの2つのエネルギー回生システムが実装されており、ドライバーは好みに応じてシフトレバーの操作により随時選択することが可能です。Dモードでは、アクセルを戻した時の内燃機関のエンジンブレーキの挙動をシミュレーションし、人の感覚に寄り添ったなじみのある自然な減速感を実現します。Bモードでは最大減速度約1.3m/sとなり、いわゆるワンペダルドライブに近い運転が可能です。

DS 3 CROSSBACK E-TENSEは、こうしてヘリテージとアヴァンギャルドが交わることで生まれる、あたらしい時代のラグジュアリーを創造しました。オートクチュールやジュエリーに見られるフランスのサヴォワフェール(匠の技)の伝統を、現代の自動車産業において適用することで、自動車の世界にフランスだけが為しえるラグジュアリーカーのありようを提示いたします。

最新の電動化技術とフランスならではのオートクチュールの伝統技法を文化的に融合させたオートクチュール・エレクトリック……DS 3 CROSSBACK E-TENSEがいよいよ日本の路上に降り立ちます。

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HAUTE COUTURE, ELECTRIC.
アヴァンギャルドな電動化テクノロジーが創り出す
心の平穏と多幸感に満ちたドライビング体験を。

DS 3 CROSSBACK E-TENSEは、電動化テクノロジーというあたらしい翼を得て、独自のモビリティを提供いたします。このモデルのサイズとコンパクトネスにして、50kwhの容量のバッテリーを持ち、よりいっそうの静粛性とスムースなライドフィールを実現しています。そのライドフィールを美しいものを愛する人々の美意識にかなう彫刻的な美しさを湛えたエクステリア、フランスのあらゆるメゾンブランドに触れてきた人々の審美眼にかなう質感を備えあらゆるディテールへの配慮を重ねた独創的なインテリアに包み込み、コンパクトSUV唯一ともいえるエレクトリック・コンパクトラグジュアリーSUVをかたち作っています。オートクチュールを源流に持つ、フランス流のラグジュアリー感溢れる意匠とタッチ、そしてディテールとアヴァンギャルドな電動化テクノロジーが作り出す多幸感に満ちたドライビング体験をあらゆる生活のシーンにおいて味わうことができるでしょう。DS 3 CROSSBACK E-TENSEは真の意味での“スモールラグジュアリー”たる存在なのです。

E-TENSEだけのサテンクローム。エレガントな意匠と繊細なディテール
クローム部分はE-TENSEだけのより繊細なサテンクロームフィニッシュ。ソリッドで彫刻的な造形、DSウィングに縦に連なるパールトップステッチのようなデイタイムランニングライト、シャークフィンのBピラーにフラッシュサーフェイス処理されたリトラクタブルドアハンドル。コンセプトカーのようなウェザーストリップの見えないクリーンなグラスエリア。ブラックのホイールアーチが支えるサイドビューとテクノロジーの内包を問わずに語る前後のライト。

美を纏うテクノロジー。
オリジナリティ溢れるイノベーション、先進運転支援機能
前走車や対向車の動きを解析し自動調光をおこなうDS マトリクスLEDビジョン、さらに進化しサイクリストの検知や片側の白線だけでも認識可能となり、任意のレーン位置をキープしアクティブクルーズと統合制御するレベル2相当のDS ドライブアシスト、ヘッドアップディスプレイ、アクティブセーフティブレーキ。

DS3CROSSBACK-E-TENSE_emblem

その静謐なドライビングフィールによる心の静謐
新世代プラットフォームeCMPと各種最新装備がもたらす快適性
次世代コンパクトプラットフォームCMPをベースとしたeCMPを採用。ICE(内燃機関)バージョンと基本を共通とする卓越したポテンシャルが豊かなライドコンフォートを実現。ICEバージョンからさらに向上した静謐とも表現できる静粛性、スムースなアクセラレーション、よりしっとりと重厚感ある乗り心地を提供いたします。また、居住空間、ラゲッジスペースなどはICEと基本的に変わりなく、効率的なパッケージを誇ります。

エレガンスを極めたE-TENSE専用クリスタル パールのボディカラー
インテリアはホワイトのRIVOLIインスピレーション
ボディカラーは新色のクリスタル パールがイメージカラー。繊細なメタリックホワイトを基調に、ハイライト部分にほのかにシャンパンゴールドが覗くエレガントなE-TENSE専用色です。他に、好評のブルー ミレニアム、オル アンペリアル、ウイスパーを標準設定。ルーフはクリスタル パールではノアール ペルラネラ、ダイヤモンド レッドと組み合わせが選択可能です。インテリアもまた、ホワイトのレザーをあしらったRIVOLIインスピレーション。ダッシュボード、シート、ルーフライニングはもちろん、ステアリングホイールまでもホワイトでコーディネイト。EVならではの静謐さをイメージさせる極めてエレガントなインテリアとなっています。※Gran Chicに標準装備

立体駐車場に入るコンパクトなボディに50kWhの大容量バッテリー
JC08モードで398kmのマイレージ
全長4,120mm×全幅1,790mm×全高1,550mm、ホイールベース2,560mmで立体駐車場に入るコンパクトサイズ。車輌重量は1,580kg(Grand Chic)。パワートレインは最新E-TENSEテクノロジーによる136ps(100kw)/260Nmの電気モーターを搭載。航続距離はJC08モードで398km、超高速モードを含む欧州WLTCモードで320km。欧州でのコンパクトセグメントの一日の走行距離の平均は40km/日となっており、週に1回の充電でエレクトリックドライブが楽しめます。

2つのバリエーション 価格は499万円〜534万円
So Chic、Grand Chicの2グレード展開。インテリアのインスピレーションはSo ChicがブロンズダッシュボードにブロンズファブリックシートのBASTILLE(バスチーユ)、Grand Chicがダイヤモンドステッチパールグレーレザーダッシュボードにステアリングホイール、パールグレーナッパレザー&ホワイトファブリックシートのRIVOLI(リヴォリ)。

充電は日本のスタンダード、CHAdeMo規格に対応
急速充電はCHAdeMo規格に対応。
コンセント型普通充電 3kW 15A 200V
100%充電:約18時間 50km充電:約4時間弱
ウォールボックス型普通充電 6kw / 200V
100%充電:約9時間 50km充電:約2時間弱
CHAdeMo急速充電
50kw 80%充電:約50分

DS 3 CROSSBACK E-TENSEプレスフォト

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DS 3 CROSSBACK E-TENSE価格

グレード パワーユニット トランスミッション 車両本体価格(税込)
DS 3 CROSSBACK E-TENSE
So Chic
交流周期電動機
100kW (136ps)/5,500rpm
260Nm/300-3,674rpm
AT ¥4,990,000
※受注生産
DS 3 CROSSBACK E-TENSE
Grand Chic
¥5,340,000

DS 3 CROSSBACK 主要装備

グレード インスピレーション
(内装)
主要装備
So Chic
(ソーシック)
BASTILLE
(バスチーユ)
ブロンズファブリック
フルLEDリアライト、フロント&バックソナー、バックカメラ、アクティブセーフティブレーキ、リトラクタブルドアハンドル、オートエアコン(アレルゲン除去フィルター付き)、デジタルインストルメントパネル、スマートフォンワイヤレスチャージャー、3kW 15A 200V充電ケーブル、17インチアロイホイール(MADRID)
Grand Chic
(グランシック)
RIVOLI
(リヴォリ)
ナッパレザー&
ファブリック
So Chicに加え、DS ドライブアシスト(アクティブクルーズコントロール、トラフィックジャムアシスト、レーンポジショニングキープ)、DS マトリクスLEDビジョン、アクティブブラインドスポットモニター、インテリジェントハイビーム、トラフィックサインインフォメーション、DS センソリアルドライブ(エコ/ノーマル/スポーツ)、ヘッドアップディスプレイ、フロントセンターアームレスト、アルミペダル、フロアマット、18インチアロイホイール(KYOTO)

 

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MADRID(17インチ)

_KYOTO
KYOTO(18インチ)

※MADRIDのセンターキャップはホワイトになります。

 

2021年7月9日追記:ステランティスの電動化ストラテジーについてはこちらをご参照ください。
ステランティスは電動化*(Electrification)に注力。同時に、調整後営業利益率を二桁台に乗せる中期目標を発表
https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20210709_stellantis-ev-day_jp

2020年8月22日(土)、23日(日)
東京ミッドタウン日比谷にてDSの世界を体験できる
「MEET ELECTRIC ELEGANCE
クラス初の100%エレクトリックSUV、DS 3 CROSSBACK E-TENSE デビュー」開催

8月22日(土)、23日(日)の2日間、DS 3 CROSSBACK E-TENSEの日本における発売を記念し、「MEET ELECTRIC ELEGANCE クラス初の100%エレクトリックSUV、DS 3 CROSSBACK E-TENSE デビュー」を東京ミッドタウン日比谷にて開催いたします。会場ではフラワーアーティスト・田中孝幸による作品展示と菓道家・三堀純一によるパフォーマンスというDSの”Sprit of Avant-Garde”と共鳴する日本の気鋭の匠とのコラボレーションにより美と技でアトリウムの空間をDSのテイストに鮮やかに彩ります。イベント詳細は後日、あらためてご案内いたします。

フラワーアーティスト 田中孝幸
大学卒業後、出版社を経て花の世界へ。花卸売市場勤務時代にベルギーのダニエル・オスト氏と出会い、師と仰ぐ。世界遺産などの展示で協働後、独立。空間デザイン・ランドスケープ・国内外企業とのコラボレーション・アートプロジェクト・広告・雑誌連載など多岐に渡り活躍。練り上げられたコンセプトを軸に、革新的手法で花植物を“極限美”へと昇華させることで、世界に新たな“物語”を生み出すことを創作のテーマとする。

「MEET ELECTRIC ELEGANCE」では、E-TENSEが実現する環境性能から着想を得た、「美意識の中庭~Jardin Intérieur, Manifestation de la Beauté ~」が会場に現れます。

菓道家 三堀純一
煉切の持つ表現力に魅かれて、自ら煉切の作法パフォーマンスを「菓道」とし、その製造所作からエンターテイメントとして魅了する。和菓子の放つ「温故知新」を次世代アートを切り開く第一人者。

DSの掲げるSpirit of Avant-Gardeを体現する、和菓子を用いた「菓舞伎」パフォーマンスをミッドタウン日比谷にて披露いたします。

 DS3CROSSBACK_E-TENSE_Tanaka_MIhori
フラワーアーティスト 田中孝幸                                               菓道家 三堀純一

APPENDIX

DS 3 CROSSBACK E-TENSE 技術/製品詳細
APPENDIX: EXTERIOR DESIGN

彫刻が、動き出す。エレガントな意匠と繊細なディテール

DS 3 CROSSBACK E-TENSEは、そのICE版たるDS 3 CROSSBACKの登場時に証明されたコンパクトなSUVとラグジュアリーカーの共存を引き継いでいます。最新の電動化テクノロジーE-TENSEを言外に主張するのは、いくつかのディテールのみ。それは、電動化テクノロジーもあたりまえの存在であるというDSオートモビルのエレクトリック革命の宣言に他なりません。4.12mの車体ながら彫刻的で力強さを内に秘めたエクステリアデザイン。フロントセクションはサテンクロームのDSウイングとともに丁寧に面の造形が仕上げられ、全体としてDS オートモビルの存在を主張しています。両サイドのデイタイムランニングライトはパールのネックレスのように間隔をとりLEDが配されています。ヘッドライトはDS マトリックスLEDのきらめきがクールかつ華やかな表情を生み出しています。サイドに目を移すとこれもまた彫刻的なラインと硬質な面の構成が見るものの目を楽しませてくれることでしょう。また、サイドビューには通常なら窓枠に存在するラバー素材のウェザーストリップはDS 3 CROSSBACK E-TENSEには見当たりません。これはウェザーストリップをボディパネルの内側に巧妙に収めたため。サイドビューがクリーンで極めてエレガントかつ未来的に感じられ、ボディサイドをフラッシュに見せるリトラクタブルドアハンドルと相まってコンセプトカーが現実の路面に舞い降りたかのような印象をあたえます。前後のフェンダーは、タイヤがしっかりと路面を捕らえるような理想的なスタンスを持っています。豊かに張り出したショルダーとエンドによる堂々としたバックスタイルは、DS 3 CROSSBACK E-TENSEがコンパクトSUVであることを忘れさせるほど。立体的なテールランプとエレガントなサテンクロームのラインがあたらしい時代のラグジュアリーカーを表現しています。

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控えめなエレガントな主張、E-TENSEオリジナルのディテール
声高にEVであることを主張しないのもDSオートモビルのエレガンスといえるでしょう。ICEバージョンとの外観上の違いは、あくまで控えめです。E-TENSEボンネットマスコット、サテンクロームDSウィング&アントラシートグレー(いわゆるアンスラサイト=無煙炭を意味するフランスの伝統色)グリル、サテンクロームフィニッシュのDSウイングとリアガーニッシュ、リアスカート装飾、リアE-TENSEバッヂ、アントラシートグレー18インチ”KYOTO”アロイホイール(Grand Chic)程度となっています。

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乗る人の所作までも美しくする、リトラクタブルドアハンドル
乗る人の所作までエレガントに魅せるために。DS オートモビルが考えるエレガンスは単にプロダクト本体への配慮にとどまらず、乗る人の所作への配慮にまで及びます。キーをハンドバッグやポケットからだす所作さえも不要にし、乗る人をさらにエレガントに演出します。ボディパネルと完全同一面に格納されるフラッシュリトラクタブルハンドルは、プロキシミティスマートキーによってキーをもった人が1.5mまで近づくと自動的に4つのドアハンドルがせり出し、アンロックされ、車輌から離れるときも2m以上離れると自動で格納・施錠されます。

APPENDIX: INTERIOR DESIGN

乗り込むというよりも、パリのエレガンスを身に纏うがごとく

インテリアはまさにDS オートモビルのブランドタグライン"Spirit of Avant-Garde”の理念がそのまま皃となって現れたもの。DS 3 CROSSBACK E-TENSEのGrand Chicでは、シートサイドサポートはオフホワイトのナッパレザー、ダッシュボード、ドアトリムは同じくオフホワイトのテップレザーを採用。さらにステアリングホイールまでもオフホワイトで仕上げました。シート座面中央は、あえて同色のファブリックとしフランス車ならではの座り心地の柔らかさを供しています。まさにフランスのメゾンブランドのオートクチュールを居住空間そのもので感じさせるDSならではのラウンジのようなものといえるでしょう。

ダッシュボード中央のひし形モチーフからラップラウンドしてドアトリムまで大胆にダイヤモンドステッチを入れたインテリアの景色はかつて1920年代に建築様式・デザイン様式として世界を席巻したアール・デコを連想させます。そして、オフホワイトのRIVOLIの華やかさは、そんな幾何学模様が織りなすアール・デコ様式が自動車業界に波及し、ドレスのオートクチュールと同じ文脈でフランスが超高級車を創造してきた古き善き時代さえも思い浮かべることができます。パリ発信のラグジュアリーブランドとしての矜持を自動車の世界に持ち込んだDS オートモビルの、さらなる世界の広がりを感じていただける一台となっています。

DS3CROSSBACK_E-TENSE_Interior

APPENDIX: TECHNOLOGY

美を纏ったテクノロジー。独創性溢れるイノベーションによる先進運転支援機能

あたらしいアイコンには、あたらしいイノベーションを。単なる夢物語ではなくリアルワールドでのベネフィットを。DS 3 CROSSBACK E-TENSEはコンパクトSUVという概念を軽やかに超越する幾多の先進装備と先進安全運転支援機能(ADAS)を備えています。任意のレーンポジションをキープしアクティブクルーズコントロールと統合制御するDS ドライブアシスト、前走車や対向車の位置や距離を解析し自動制御するDS マトリクスLEDビジョン、、視線をそらすことなく情報を読み取れるヘッドアップディスプレイ、アクティブセーフティブレーキ、アクティブブラインドスポットモニターなどコンパクトSUVをリードする先進機能を備えています。安心もまたモビリティにおけるあたらしいラグジュアリーのかたちといえるのです。

DS3CROSSBACK_E-TENSE_ADAS
DS マトリクスLEDビジョン(イメージ)

そのきらめきは、装飾のための装飾にあらず。
DS マトリクスLEDビジョン
美のための美、デザインのためのデザインは真のクリエイティブとはいえません。DS 3 CROSSBACK E-TENSEの華やかな表情を形作っているヘッドライトは3つのロービーム用モジュールとハイビーム用モジュールで構成されたセグメント初の統合ヘッドライトユニット。フロントガラス上部のカメラで前方の交通情報を解析し独立した15ものライトセグメントが自動で点灯・消灯。先行車や対向車を幻惑させず常時ハイビーム走行を可能としました。
※Grand Chicに標準装備

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レーンポジショニングキープ(イメージ)                 アクティブクルーズコントロール(イメージ)

ADASにおいても、ひとに寄り添ったエレガンスを。
車線内の左右任意のポジションを維持するDS ドライブアシスト
"SPIRIT OF AVANT-GARDE”の理念を、モビリティの安心に振り向けるとDSならではのADAS(先進安全運転支援機能)が姿を現しました。トラフィックジャムアシスト付きのアクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングキープを統合したDS ドライブアシストがそれです。車間距離を保つとともに白線を認識し車線内のポジションをキープします。車線左右幅で左寄り、右寄りといった任意のポジションを選べるのはグループPSAだけの業界随一のテクノロジー。リアルワールドにおいて路面状況や好み、例えば渋滞時に片側をモーターサイクルがすり抜ける……など状況などに合わせて好きな左右位置を選べるためドライバーのストレスを軽減します。アクティブクルーズコントロールはアクセル、ブレーキの操作で自動停車まで行います。3秒以内に前走車が再発進した場合は自動でスタートします。こうした人の感覚に寄り添った、きわめてエレガントなテクノロジーが備わっています。
※Grand Chicに標準装備

安心は、心の豊かさに。
アクティブセーフティブレーキ
安心感という心の安寧もまた、ラグジュアリーのひとつであることをDS 3 CROSSBACK E-TENSEは提案します。前方の車輌や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動でブレーキを作動させます。作動範囲は約5〜140km/h。約80km/hではサイクリストと停止車輌を、約60km/hまでは歩行者も検知。検知機能がこれまで以上に向上しており、モーターサイクルや自転車も検知対象となっています。

APPENDIX: DRIVING EXPERIENCE

セグメントを超越し、静謐なる興奮をもたらすドライビングフィール
新世代プラットフォームeCMPがもたらす快適性

DS 3 CROSSBACK E-TENSEのドライビングエクスペリエンスは、Serenity Excitement Driving、静謐なる興奮、とでも訳せるでしょう。その源となるのが、グループPSAで最初に採用された完全新設計の新世代プラットフォームCMP(Common Modular Platform)のBEV版eCMP。CMPは企画設計段階からICEとBEVを共通で開発できるように配慮されており、CO2の削減、軽量化、高剛性化、効率的な音響、ノイズと振動の軽減、レベル2以上の先進運転支援機能などを見据えており、世界でベストとなるコンパクトカーの製造の基礎とする使命を帯びています。

※CMP/eCMPのより詳しい技術資料は別紙「GroupPSA_CMP技術抄訳」を参照ください。

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電動化で美しきライドフィールにさらなるきらめきを
グループPSA初のeCMP
グループPSAとしてDS 3 CROSSBACK E-TENSEが初採用となる完全電動化コンパクトプラットフォーム。このBセグメントおよびCセグメント専用のあたらしいプラットフォームは、その名が示すように、ディメンジョンとパワーユニットのバリエーションに高い柔軟性を備えています。液冷式の50 kWhリチウムイオンバッテリーをセンタートンネル、フロントシート座面下、リアシート座面下に搭載することで、居住空間、ラゲッジスペースなどを限りなくICE版と同一にしつつ、BEV化を実現しています。eCMP独自の仕様としてバッテリー搭載による重量増に備えて、リアのトーションビームサスペンションにはパナールロッドを追加し、サスペンションの横剛性とキャパシティを引き上げています。また、エアコンと連動した液冷式ヒートポンプによってバッテリーの温度を最適に管理し効率的な急速充電と長い航続距離そしてバッテリーの長寿命化を実現しています。80年の歴史を誇るパリ近郊のYvelines(イヴリンヌ)にある4000名のスタッフをかかえるPoissy(ポワシー)プラントは、このプラットフォームのために完全リニューアルされ、その予算は1億ユーロに上りました。

DS3CROSSBACK_E-TENSE_Formula-E

Formula-Eのチャンピオンテクノロジー直系
3つのドライブモードと2つのブレーキモード
電動化が決して退屈なものでないことは、DS 3 CROSSBACK E-TENSEに乗っていただければ自明となるでしょう。発進直後から最大トルクを発生する電動モーターの特性を活かし、3つあるドライブモードのSPORT選択時(100kw/260Nm)には、ヴィヴィッドなアクセルレスポンスによってスポーティなドライビングが可能。静謐でいてダイナミック、相反する要素を合わせ持つのもまたDS 3 CROSSBACK E-TENSEのキャラクターといえます。NORMALでは80kw/220Nmで日々のドライブでバランスのとれた走りを、ECOモード(60kw/180Nm)ではもっとも航続距離が伸びる穏やかな走りとなります。また、回生ブレーキについても2つのモードを設定しており、シフトレバーを手前に引いてBモードにすれば、アクセルオフでのエネルギー回生を積極的におこない、ワンペダルドライブに近いフィーリングを、通常のDモードではあえてICEのアクセルオフのエンジンブレーキをシミュレートした挙動とすることで、馴染あるフィーリングを実現しています。また高速走行時には、交通の流れとドライビングのリズムを乱さないよう回生をチューニング。この人の生理や感覚に寄り添ったフィロソフィーとタッチもまたDSならではのものとなっています。これらテクノロジーと知見は2015年のFomula-E初期から参戦し、2019年にドライバーとチームで総合優勝を飾ったDS TECHEETAHからのダイレクトなフィードバックによるものです。
※Grand Chicに標準装備

APPENDIX: CHARGING & WARRANTY

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バッテリー保証は寿命8年間または160,000km走行
バッテリー寿命に関して8年間または160,000kmの走行が保証されます。アフターセールスのサービスとしてバッテリー保証、8年 16万キロ 、DSアシスタンス(年会費無料)、EV専用メンテナンスプログラム / 延長保証プログラム、全国DSオートモビル正規販売店での充電器配備、24時間365日、サポートを行います。なお、3kW 15A 200V充電ケーブルが標準搭載されています。また、数週間放置しても通常はバッテリー容量が大きく低下することはありません。チャージ中はルームミラー下の青色LEDが点滅します。

DS3CROSSBACK_E-TENSE_App

EVならではの体験は、乗る前から楽しめる
スマートフォンアプリMy DS(iOSおよびAndroid OSに対応)をアップデートし、リモートチャージングとプリコンディショニングの操作が可能です。前者では充電状況の確認(ON-OFF、普通・急速充電、充電レベル、速度、満充電残り時間)と充電予約(設定した時間に充電を開始)を、後者は遠隔で室内のエアコンディショニングを作動させ、車内を快適な温度にします。作動条件は50%以上の充電状態、イグニッションOFF、車輌ロックの条件がすべて満たされている場合に限ります。

*本リリースにおける「電動化」(英語:electrifiedなど)は、動力源として、ICE(Internal Combustion Engine:内燃機関)に加えて電気を使用したハイブリッド(HEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)などを含む表現です。必ずしもバッテリーと電気モーターのみを動力源とした電気自動車(BEV、フルEV)だけを指すものではありません。

ABOUT DS AUTOMOBILES

DS AUTOMOBILES(DSオートモビル)の目指すところは伝統のクルマが身にまとうアヴァンギャルド、前衛の精神「SPIRITOF AVANT-GARDE」を受け継ぎ、フレンチブランドだけが成しえる「ラグジュアリー」をキーワードとしたフランスの自動車文化を復活させることです。ブランドの源泉となったDSは1955年の発表以来、今もなお20世紀のフランス自動車産業を最も象徴するクルマとして人々に親しまれています。ビジネスでの成功はもちろん、シャルル・ド・ゴール大統領をはじめ多くの政治家や著名人、セレブリティらから愛され、また映画シーンでの起用やスポーツシーンでの活躍などDSはフランスの人々の生活に彩りを添え、フランス流のスタイルを全世界にアピールしています。DS AUTOMOBILESは、この伝統をバックグラウンドに2014年6月1日にシトロエンから独立し立ち上げられました。DSブランドは、ひときわスタイリッシュなデザインやテクノロジー、ニーズに合わせてダイナミックに変化する快適性とディテールや素材にこだわったプロダクトとライフスタイルを提案していきます。

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